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詩と書と画に優れることを意味する詩書画三絶は中国文人の理想であった。書と画は密接な関係があり、根本的に一致すると考えられてきた。本特集では、その第一人者である白居易の書蹟と絵画、および後代への影響に着目する。維摩詰図題詩の変遷、鳥窠禅師と白居易の問答図の日本における受容と展開、白居易が始めた文人交流会「尚歯会」の平安朝における展開、白詩の「伊勢物語」への影響、詩書画三絶と称せられた田能村竹田の作品に現れた白居易への憧憬など、豊富な書蹟・絵画資料を交えて考察する。