ダイゴジノレキシトブンカザイ

醍醐寺の歴史と文化財

永村眞 編
ISBN 978-4-585-22501-0 Cコード 1021
刊行年月 2011年6月 判型・製本 四六判・上製 344 頁
キーワード アーカイブズ,文化史,民俗学,仏教,宗教,日本史,中世

定価:3,960円
(本体 3,600円) ポイント:108pt

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書籍の詳細
文化財を守り、伝える心を考える

仏像や仏画、そして聖教などの寺院伝来の文化財は、それを伝えてきた人々の信仰や祈りを背景に、いまここに存在している。平安時代の創建より、いまに至るまで仏法を伝え、その文化財の伝承・保存に力を注ぐ醍醐寺。その信仰と歴史に焦点をあて、これからの文化財との共存のあり方を再考する。

 

 

目次
序言 永村眞

祈りのかたち―醍醐寺の文化財―
 醐寺文化財の伝承・保存の心 仲田順和
 文化財を護る心の育成 長瀬福男
 醍醐寺の文化財―聖教奥書の情報― 池田 寿
 醍醐寺文書から読み解く中世の社会 高橋慎一朗
 醍醐寺文化財統合システムの機能と課題 永村眞

祈りのこころ―醍醐寺の仏法と歴史―
 遍智院成賢の教説と聖教―聞書・口決・抄物― 永村 眞
 中世醍醐寺の修法と教相 西弥生
 南北朝の動乱と醍醐寺―主に報恩院隆舜を通して― 藤井雅子
 三宝院門跡と「修験道之管領」 関口真規子
 醍醐寺三宝院満済・義賢と南都 高山京子

パネルディスカッション
 醍醐寺の歴史と文化財 長瀬福男・関口真規子・西弥生・藤井雅子・永村眞

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