カートは空です。
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ヒト・モノ・文化・情報の移動と定着、受容と選択を伴いつつ変容していく社会と共同体―。日本列島の歴史はウチ/ソトに広がる多層的・重層的な関係性のもとに紡がれてきた。3世紀~7世紀の古代国家形成の時期から、11世紀の中世への転換期までを対象に、37名の第一線の研究者により、さまざまな主体の織りなす関係史の視点から当時の人びとの営みを描き出す。
鈴木靖民(すずき・やすたみ)1941年生まれ。横浜市歴史博物館館長、國學院大學名誉教授。専門は日本古代史・東アジア古代史。著書に『古代日本の東アジア交流史』(勉誠出版、2016年)などがある。金子修一(かねこ・しゅういち)1949年生まれ。國學院大學文学部教授。専門は中国古代史。著書に『大唐元陵儀注新釈』(編著、汲古書院、2013年)などがある。田中史生(たなか・ふみお)1967年生まれ。関東学院大学経済学部教授。専門は古代日本の国際交流史。著書に『国際交易と古代日本』(吉川弘文館、2012年)などがある。李成市(り・そんし)1952年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は朝鮮古代史。著書に『東アジア古代出土文字資料の研究』(共編著、雄山閣、2009年)などがある。