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数々の歴史的事件・有名武将の人間関係・一般兵士の知恵や知識・為政者の心掛け・・・。正編の編集前の姿をうかがわせる逸話が集まった「拾遺」、「節義の士」と評される常山の思想が濃密に表れた「附録 雨夜燈」の二編構成。正編とは異なる多彩なエピソード、同話・類話を収録。全冊を対象に再編した主要事件・合戦年表、主要人物索引を付す。
大津雄一(おおつ・ゆういち)1954年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(文学)。日本中世文学専攻。軍記全般を対象とする。主要著書に、『軍記と王権のイデオロギー』(翰林書房、2005年)、『北条五代記』(共著、勉誠出版、1998年)、新編日本古典文学全集『曾我物語』(共著、小学館、2002年)、『平家物語大事典』(共編、東京書籍、2010年)、『『平家物語』の再誕―創られた国民叙事詩』(NHK出版、2013年)などがある。田口寛(たぐち・ひろし)1977年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、梅光学院大学文学部人文学科准教授。日本中世文学専攻。特に、室町・戦国時代の軍記を中心に研究。論文に、「肥前島原松平文庫蔵『軍談要集』について―解題と翻刻―」(『日本文学研究』52、2017年)、「新田岩松家旧蔵の異本『鎌倉大草紙』と上杉禅秀の乱―「東国」の軍記・軍記物語―」(『悠久』151、2017年)などがある。
「男の隠れ家」(2018年7月号)にて、本書の紹介文が掲載されました。