サカグチアンゴダイジテン

坂口安吾大事典

安藤宏・大原祐治・十重田裕一 編集代表
ISBN 978-4-585-20079-6 Cコード 1000
刊行年月 2022年6月 判型・製本 菊判・上製 828 頁
キーワード 総記,昭和,大正,近代

定価:15,400円
(本体 14,000円) ポイント:420pt

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書籍の詳細
「偉大なる落伍者」安吾の、あらたな作家像。

「堕落論」、「桜の森の満開の下」、「不連続殺人事件」……
モダニズム小説、歴史小説、風俗小説、推理小説のほか、
評論・文化論・笑劇・エッセイなど、多岐にわたって足跡を残した坂口安吾。
最新の研究成果を踏まえ、全作品を解説するとともに、
その人間像・作品を読み解くうえで重要なキーワードや、
交流のあった人物を網羅的に解説。

坂口安吾のすべてに迫る初の大事典!

 

 

目次
カラー口絵
序        編集委員一同
凡例
執筆者一覧

第一部 キーワード編
第二部 作品編
第三部 事項編

坂口安吾年譜   七北数人作成
索引
プロフィール

安藤宏(あんどう・ひろし)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近代文学。
主な著書に『太宰治論』(東京大学出版会、2021年)、『近代小説の表現機構』(岩波書店、2012年)など。

大原祐治(おおはら・ゆうじ)
千葉大学大学院人文科学研究院教授。専門は日本近代文学。
主な著書に『戯作者の命脈―坂口安吾の文学精神』(春風社、2022年)、『文学的記憶・一九四〇年前後―昭和期文学と戦争の記憶』(翰林書房、2006年)など。

十重田裕一(とえだ・ひろかず)
早稲田大学文学学術院教授・国際文学館長。専門は日本近現代文学。
主な著書に『横光利一と近代メディア―震災から占領まで』(岩波書店、2021年)、『岩波茂雄―低く暮らし、高く想ふ』(ミネルヴァ書房、2014年)、『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』(NHK出版、2009年)など。


(編集委員)
大國眞希
鬼頭七美
時野谷ゆり
原卓史
牧野悠
宮澤隆義
山根龍一

書評・関連書等

★書評・紹介★
・「週刊読書人」(2022年7月1日)に、インタビュー記事が写真入りで大きく掲載されました。(文と写真:同紙編集部)
・「新潟日報」(2022年9月4日)の「にいがたの一冊」コーナーにて、『坂口安吾大事典』が紹介されました。(評者:永田幸男(安吾の会会員))

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