ワカレノギシキ ヤンジアントチエンジョンシュ

別れの儀式 楊絳と銭鍾書

ある中国知識人一家の物語
楊絳 著/桜庭ゆみ子 訳
ISBN 978-4-585-29019-3 Cコード 0097
刊行年月 2011年7月 判型・製本 四六判・上製 296 頁
キーワード 伝記,中国

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細

家族の愛と生、そして死を、ユーモアを交えた静謐な文体で描きだす。
日中戦争、文化大革命にいたる様々な政治運動を乗り越え、したたかに、しなやかに生き抜いた一家3人の物語。
中国稀代のエッセイスト・楊絳のベストセラー、待望の邦訳。

 

 

目次
はじめに◆訳者

第一部 夢

第二部 離 散
1 旧街道に踏み入る
2 旧街道での再会
3 旧街道で見失う

第三部 追想

付録一
付録二
付録三
プロフィール

(著者)
楊絳(ヤン・ジアン)
1911年、北京に生まれる。原籍は江蘇無錫。清華大学研究院で学んだ後、同郷の銭鍾書と結婚し、英仏に留学。
中華人民共和国成立以降、北京清華大学に移り、のち、中国社会科学院学国文学研究所所属。作家、翻訳家。
主要著書として、『幹校六記』(みすず書房、1985年)、『風呂』(みすず書房、1992年)、『お茶をどうぞ』(平凡社、1998年)等がある。

(訳者)
桜庭ゆみ子(さくらば・ゆみこ)
1961年、東京に生まれる。東京外国語大学中国語学科卒業。現在、慶應義塾大学商学部准教授。専門は中国現代文学。
主要訳書に李昂『迷いの園』(国書刊行会、1999年)、論文に「楊絳」(『転形期における中国知識人』所収(汲古書院、1999年))等がある。

書評・関連書等

・「産経新聞」(2011年8月21日)の「読書」欄にて、本書が紹介されました。
・「週刊読書人」(2012年1月20日)にて、本書が紹介されました。

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