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目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。
前田雅之(まえだ・まさゆき)1954年生まれ。明星大学人文学部教授。専門は古典学。著書に『保田與重郎―近代・古典・日本』(勉誠出版、2017年)、『なぜ古典を勉強するのか』(図書出版文学通信、2018年)、『書物と権力』(吉川弘文館、2018年)などがある。
「週刊仏教タイムス」(2018年11月8日・15日合併号)にて書評が掲載されました。「史學雑誌」(2019年6月20日発行)にて書評が掲載されました。(評者:高鳥廉(北海道大学))
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