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文献資料、最新の考古学的成果を博捜し、地政学的そしてヒト・モノ・文化の交流の視点より1世紀から10世紀におよぶ日本および東アジアの歴史的展開を浮き彫りにする。長年にわたり東アジア古代史研究を牽引する碩学による最新論集。
鈴木靖民(すずき・やすたみ)1941年北海道生まれ。横浜市歴史博物館館長、國學院大學名誉教授、淑徳大学人文学部客員教授。文学博士。専門は日本古代史・東アジア古代史。著書に『古代対外関係史の研究』(吉川弘文館、1985年)、『日本の古代国家形成と東アジア』(吉川弘文館、2011年)、『倭国史の展開と東アジア』(岩波書店、2012年)、『比較史学への旅―ガリア・ローマから古代日本へ』(勉誠出版、2012年)、『梁職貢図と東部ユーラシア世界』(編著、勉誠出版、2014年)、『日本古代の周縁史』(岩波書店、2014年)、『相模の古代史』(高志書院、2014年)、『古代日本の東アジア交流史』(勉誠出版、2016年)、『日本古代交流史入門』(共編著、勉誠出版、2017年)などがある。
★書評・紹介★「史学雑誌」第131編第2号(2022年3月15日)に書評が掲載されました。 →評者:橋本繁氏