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総本山醍醐寺は貞観16年(874)に開創した、国宝41点、重要文化財39,362点等をもつ日本最大の文化財伝承寺院である。その膨大な所蔵資料の学問的位置付けと管理のために、文化庁の協力のもと東京大学史料編纂所、日本女子大学に拠点をおいて構築された「醍醐寺史料データベース」の中から、重要文化財醍醐寺文書それぞれの史料名・年月日・員数・成立時代・内容・書出・書止など目録に必要な情報を最大限抽出したのが本書である。第一巻には、全16,403点のうち、3,521点を収める。