カートは空です。
通時的かつ多角的な観点から中国文化の伝播と再創の諸相を論究、漢字・漢文文化圏の相互影響下に形成された東アジアの学術文化史を再構築することで、世界史上における東アジア文化の特質を捉えなおす。
河野貴美子(こうの・きみこ)早稲田大学文学学術院准教授。専門は日中古典学。著書に『日本霊異記と中国の伝承』(勉誠社、1996)、論文に「古代日本における『周易』の受容」(『国文学研究』161、2010)、「北京大学図書館蔵余嘉錫校『弘決外典鈔』について」(『汲古』58、2010)などがある。張哲俊(チョウ・テッシュン)北京師範大学教授。北京大学東方文学研究センター客員教授。専門は東アジア古典比較文学。著書に『中日古典悲劇的形式―三個母題与嬗変的研究』(上海古籍出版社、2002)、『東亜比較文学導論』(北京大學出版社、2004)、『中国古代文学中的日本形象研究』(北京大學出版社、2004)、『中国題材的日本謡曲』(寧夏人民出版社、2005)などがある。