カートは空です。
近世では日本全国を舞台に活躍した廻船の母港として、また、近現代は九州帝国大学を擁する学問の地として、ひと・モノ・情報が行き交った博多湾沿岸一帯は、時代に応じてその相貌をさまざまに変化させてきた。宗教都市、港町、漁村、宿場町、大学町といった多面的・重層的な都市である「箱崎」を中心に、日本およびアジアの結節点である博多湾およびその沿岸地域の歴史的展開と特質を探る。
九州史学研究会(きゅうしゅうしがくけんきゅうかい) 九州大学文学部日本史学研究室内に事務局を置く学術団体。年一回の研究会大会の開催のほか、機関誌『九州史学』は1956年の創刊以来、現在まで180号を刊行している。全国学会の一つとして、厳格な実証史学の手続きに従った研究を学界に向けて発信し続けている。主な編著書として、九州史学研究会編『境界のアイデンティティ』(岩田書院、2008年)、同編『境界からみた内と外』(同上)などがある。
「西日本新聞」(2018年11月17日付)にて書評が掲載されました。
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