カートは空です。
宋代は中国の経済、文化が大きく発展した時代である。その結果、都市の構造や人々の生活も変化した。遺された貴重な地図や絵図などの史料を丹念に読み込み、唐と宋のあいだに横たわる画期を描き出す。
伊原弘(いはら・ひろし)1944年生まれ。城西国際大学国際人文学部講師。中国都市史、社会史を中心に旺盛な研究・執筆活動を展開。『宋と高麗』(『世界の歴史』7「宋と中央ユーラシア」、中央公論新社、1997年)、『清明上河図』をよむ』(編著、勉誠出版、2003年)、『宋銭の世界』(編著、勉誠出版、2009年)、『中国都市の形象』(勉誠出版、2009年)『「清明上河図」と徽宗の時代』(勉誠出版、2011年)など多くの編著書がある。