2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公である北条義時。
彼はどのような生涯を送り、どのように政権を握り、戦乱の世を生き抜いたのか―。
北条義時を中心に据え、義時がかかわった鎌倉幕府の政治や制度、彼をめぐる人物・出来事から鎌倉幕府の成立、転換点を見直す。
義時の執政、承久の乱の影響、13人の合議制、北条氏の発給文書、『吾妻鏡』や伝承・史跡から見る後世の義時像、などの多角的な章立て・多彩なコラムにより、新たな北条義時像、鎌倉幕府の姿を浮き彫りにする。北条義時に関する詳細な年譜も付す。
大河ドラマの世界をより深く楽しめる、最適の一冊!