カートは空です。
信州地域東部から北部における村落共同体・地主・小百姓の三者の関係性に着目して、「無年季的質地請戻し慣行」「直上納制」「村方騒動」という近世期固有の三つの事項を具体的に検討。 近世中後期の村落共同体の変容過程を明らかにする。
菅原 一(すがはら・はじめ) 1986年東京都葛飾区生まれ。2012年同志社大学文学文化史学科卒業。2014年学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了、博士。2020年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、国文学研究資料館プロジェクト研究員。 主な論文に「天保三年宿・助郷助成金政策と幕藩体制の変容」(『日本歴史』第871号、2020年)、「天保期宿駅・助郷助成金政策の背景」(『史学雑誌』131編第3号、2022年)などがある。
★書評・紹介★「日本歴史」905号(2023年10月1日発行)に書評が掲載されました。 →評者:白川部達夫氏(東洋大学名誉教授)