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デジタル環境の中、従来の公文書のみならず、公共性をもつ民間のデジタルコンテンツも対象として、利活用可能な形で蓄積されるべき「デジタル公共文書」。この新たな概念を、利活用者の視点から、新しい知識や社会生活などを生み出す源泉として位置づけ、議論を試みる。「デジタルアーカイブ・ベーシックス」第2期(全3巻)完結! ◆『デジタルアーカイブ・ベーシックス ひらかれる公共資料』正誤表
福島幸宏(ふくしま・ゆきひろ)1973年生まれ。慶應義塾大学文学部准教授。専門はデジタルアーカイブ、図書館情報学、アーカイブズ、日本近現代史。主な著書に『デジタル時代のアーカイブ系譜学』(共著、みすず書房、2022年)、『占領期の都市空間を考える』(共著、水声社、2020年)、『デジタル文化資源の活用―地域の記憶とアーカイブ』(共著、勉誠出版、2011年)などがある。