カートは空です。
「書写」という視座から日本文化のあり方を再考する。各種資料の筆跡や書写形式の綿密な検証により、俊成・定家の書写に見られる「独自性」を考察。その書風や書写に対する意識を明らかにする。また、以降、享受・継承され、カノン化されるまでにいたる「定家自筆」の問題を社会的背景から読み解く。