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「詩歌(和歌・狂歌・俳諧・漢詩)」と「イメージ」が響き合う近世の諸作を、画と文の連関・絵師と俳諧師との関わり・制作に携わった版元や彫師など、多角的な視点から捉え、国文学・美術史の最新の知見を示す。
中野三敏(なかの・みつとし)1935年生まれ。九州大学名誉教授。日本近世文芸専攻。現在はボストン美術館(絵本・画譜)、ホノルル美術館(リチャード・レイン文庫)等の整理と目録編集に携わっている。著書に『戯作研究』(中央公論社、1981年)、『十八世紀の江戸文芸』(岩波書店、1999年)、『江戸狂者伝』(中央公論新社、2007年)などがある。河野実(こうの・みのる)1947年生まれ。鹿沼市立川上澄生美術館館長、日本大学芸術学部非常勤講師。版画の技法史。