カートは空です。
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近代の日本人とユダヤ人との関係を詳細に記載。同盟国ナチスの要求に反して、第二次大戦中に杉原千畝や樋口季一郎は4万人のユダヤ人を救出した。その行動や言説に関する記録・資料をユダヤ人研究者が繙き、日本の対ユダヤ人政策の実態を明らかにする。
メロン・メッツィーニ(Prof. emeritus Meron Medzini)ヘブライ大学名誉教授。江戸末期から明治初期にかけての日仏関係に関する研究で博士号(ハーバード大学)取得。著書「ゴルダ―Aの政治伝記」(2010)はイスラエル首相賞を受賞。日本近代史及びイスラエル外交に関する著作・論文多数。また、1962年から1978年までイスラエル政府広報局長として歴代イスラエル首相(レヴィ・エシュコル(1966~1969)、ゴルダ・メイア(1973~1974)及びイツハク・ラビン(1974~1975))のスポークスマンを務めた。2016年に日本政府から旭日中綬賞を受賞。水内龍太(みずうち・りゅうた)1983年外務省入省、オーストリア、タイ、イスラエル、ドイツに在勤経験。国際情報局分析第一課長、内閣官房内閣衛星情報センター分析部長、在デュッセルドルフ総領事等を歴任。2019年9月より駐ザンビア日本国大使。イスラエル在勤中(2004~2007)にテディ・カウフマン氏(ハルビン・ユダヤ人社会指導者アブラハム・カウフマン博士の子息)、ウィーンから「樋口ルート」で脱出したユダヤ人の子息等と交遊し、杉原千畝や樋口季一郎に関する研究をヘブライ大学やウィーン大学で発表。近著に「Hanami am Rhein」。