水門32
ミナト ダイサンジュウニゴウ

水門 第三十二号

水門の会 編
ISBN 978-4-585-32463-8 Cコード 1320
刊行年月 2025年3月 判型・製本 A5判・並製 378 頁
キーワード 交流史,民俗学,仏教,日本語,漢文,古典,アジア,日本史

定価:3,850円
(本体 3,500円) ポイント:105pt

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書籍の詳細
歴史文化研究の交流拠点、開港

歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。
小特集は、「大和高田の白拍子舞―白拍子・静御前と龍神の道、太陽の道」・「宮澤賢治の周縁」の2本立てとなる。

 

 

目次
カラー口絵

《小特集》大和高田の白拍子舞―白拍子・静御前と龍神の道、太陽の道
静御前のふるさと・大和高田の白拍子―礒野禅師と静御前― 鈴鹿千代乃
『義経記』「しんむじやうの曲」と水宴曲・水白拍子―古代大和の水の信仰と磯禅師・静御前― 藏中しのぶ
ヤマトの中の吉野―金峯山寺蔵王堂の「蓮華会」と「蛙跳び行事」を考える― 大石泰夫
「白拍子」考―俳諧師西鶴と英一蝶の接点より― 森田雅也
白拍子舞の成立と『教訓抄』妓女の舞 上原作和

《小特集》宮澤賢治の周縁
宮沢賢治、青柳亮、米原弘―因果交流の精神史― 浦和男
宮沢賢治著「虔十公園林」と「虔十の林」―日本青年館『青年』第二四巻四号(昭和十四年四月号)掲載「虔十の林」をめぐって― 相田満
*   *   *
『源氏物語』における明石姫君と桐の花の関係―白居易「答桐花詩」の受容をめぐって― 丹羽雄一
『紫式部日記』における『白氏文集』新楽府「陵園妾」―「露のわきける身」という表現― 佐藤有貴
レスコヴィッチ財団所蔵・歌川広重画団扇絵『女三十六歌仙之内』「斎宮女御」攷―団扇絵にみる謡曲「松風」― 髙木ゆみ子
『唐話纂要』「常言」の『水滸伝』引用―『通俗忠義水滸伝』との対照分析― 耿蘭
古典満洲語における-iの省略―後置詞baruを伴う場合を中心に― 早田清冷
『徒然草』翻訳攷─近代以降の翻訳書目、研究史、今後の展望─ 小枝駿
*   *   *
注釈
増田立軒撰『惕斎先生行状』注解 張艶軍
*   *   *
『箋注倭名類聚抄』研究会 『箋注倭名類聚抄』注釈・巻一天地部・景宿類一
 彗星 中野方子
 長庚 西崎亨
 たなはたつめ【織女星】 萩原義雄
*   *   *
《連載》『古事記』の言ひ分(二)―倭建命はなぜ出雲へ行ったか― 鈴鹿千代乃
《連載》クロス・メディアのナラティヴをめぐって、前近代日本における書き言葉の多様性に及ぶ(一) 鈴木貞美
*   *   *
彙報・編集後記 相田満・藏中しのぶ

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