書物学31
ショモツガク ダイサンジュウイッカン ヒャクネンゴモテニトレルホンニ

書物学 第31巻 100年後も手に取れる本に!

日比谷図書文化館「内田嘉吉文庫」の保存・修復・活用
編集部 編
ISBN 978-4-585-30731-0 Cコード 1000
刊行年月 2025年11月 判型・製本 B5判・並製 112 頁
キーワード 書物史,アーカイブズ,図書館,大正,明治

定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細

明治・大正期に逓信省で日本の海事行政に関する法律の整備などに尽力し、また台湾総督として植民地行政にも携った内田嘉吉(1866~1933)。
彼の約16,000冊の蔵書を収める内田嘉吉文庫は、日比谷図書文化館に保管され、現在も和漢洋の古書・貴重書が一般に公開されている。
内田はどのような書籍を遺したのか。
文庫に保存されている書籍は、どのような造本・装幀をされているのか。
これらの書籍を広く活用するために、どのように保存・修復がされてきたのか。
内田嘉吉文庫の膨大な書物から、書物を愛した官僚・ 内田嘉吉の営為、またその資料の価値や魅力を探る。

 

 

目次
序文 雪嶋宏一
書物を愛した官僚が残した「内田嘉吉文庫」 内川由季子
内田嘉吉文庫の製本調査 藤井敬子
内田嘉吉文庫所蔵の和漢書の製本と印刷 田中栞
現代ルリユールの技法と修復 藤井敬子
活用のための修復―内田嘉吉文庫の修復例から考える 近藤理恵
江戸紫の装幀―G・スミス著『日本における十週間』 野村悠里
内田嘉吉文庫の一冊―エルフィンストーン『カーブル王国誌』ついて 雪嶋宏一
【コラム】内田嘉吉の洋書収集について 雪嶋宏一
【コラム】内田嘉吉文庫とリスクセンス向上研究 中田邦臣
【コラム】台湾・樺太の「火災保険特殊地図」の資料的価値 辻原万規彦
内田嘉吉文庫の活用 内川由季子

連載
書籍はどう動いたのか―近代書籍流通史料の世界[07] 磯部敦

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