デジタルアーカイブノケンリショリニュウモン

デジタルアーカイブの権利処理入門

数藤雅彦 責任編集/小山紘一・川野智弘・酒井麻千子・鈴木康平 編
ISBN 978-4-585-30025-0 Cコード 1000
刊行年月 2026年5月 判型・製本 A5判・並製 296 頁
キーワード 図書館,博物館,アーカイブズ

定価:3,850円
(本体 3,500円) ポイント:105pt

数量 :
remove add
この書籍は近日刊行予定です。この商品をご注文いただいた場合には刊行後の発送となります。実際の刊行時期は、予定と多少異なる場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
書籍の詳細

作品や資料を未来に残し、活用するデジタルアーカイブの取り組みは、博物館や図書館、文書館をはじめ、学校や企業でも広く行われている。
しかし、デジタル化や公開にあたっては、著作権や肖像権、所有権、プライバシーなど様々な権利の「権利処理」が必要になる場合がある。

本書は、これらの権利処理の方法を弁護士や実務者、研究者が解説し、現場の悩みを解決する実践的な入門書である。
デジタルアーカイブを構築して資料を保存・公開する際の、権利処理にまつわる必携の一冊!

 

 

目次
はじめに・本書の構成 数藤雅彦
凡例

第1部 基礎知識
第1章 デジタルアーカイブに関する著作権法の権利処理 数藤雅彦・小山紘一・川野智弘・酒井麻千子・鈴木康平
第2章 デジタルアーカイブにおける所有権・肖像権・パブリシティ権・プライバシー・個人情報に関する権利処理 数藤雅彦・小山紘一・川野智弘・酒井麻千子・鈴木康平
コラム1 ストックフォト・ビジネスにおける権利処理の実務 持家学
コラム2 防災情報をめぐる悩み――デジタルアーカイブの権利処理問題 三浦伸也
コラム3 デジタルアーカイブの教育現場での利用におけるいくつかの悩み 宮澤優子

第2部 資料各論
第3章 音楽の著作物の権利処理 橋本阿友子
第4章 映画の著作物の権利処理 数藤雅彦・川野智弘
第5章 美術の著作物の権利処理 数藤雅彦・鈴木康平
第6章 写真の著作物の権利処理 数藤雅彦・酒井麻千子
第7章 舞台芸術の権利処理 川野智弘
第8章 ゲームの権利処理 松田真
コラム4 脚本アーカイブズ活動に関する実務の悩み 石橋映里
コラム5 映画アーカイブのコレクション公開と権利処理 入江良郎
コラム6 英仏の法制度から考える日本の放送アーカイブの未来 大髙崇

第3部 個別論点
第9章 資料の寄贈・寄託をめぐる所有権等の権利処理 藤森純
第10章 アウト・オブ・コマース著作物の権利処理――2つの裁定制度の比較をふまえて鈴木康平
第11章  「ジャパンサーチ」における二次利用条件の表示と設定について――内閣府のガイドラインの紹介と共に 徳原直子
第12章 旧著作権法のデジタルアーカイブへの影響――保護期間を中心に 酒井麻千子
第13章 図書館とデジタルアーカイブをめぐる法制度 井上奈智
第14章 生成AIとデジタルアーカイブをめぐる法政策の現状 小山紘一
第15章 メタバース、デジタルツインをめぐる近時の動向――ソフトローをふまえて 前田拓郎
コラム7 文化財画像の利用申請に関する業務の効率化とオープンライセンス 高田祐一
コラム8 デジタル・ヒューマニティーズ分野における権利問題 北岡タマ子
コラム9 博物館デジタルアーカイブをめぐる政策と実情――博物館DXの現在地と未来 中尾智行

索引(用語索引・判例索引)
執筆者一覧
プロフィール

責任編集
数藤雅彦(すどう・まさひこ)
弁護士、デジタルアーカイブ学会理事、東京大学大学院情報学環客員准教授。
主な著書に『デジタルアーカイブ入門―つかう・つくる・支える』(共著、勉誠社、2025 年)、『デジタルアーカイブ・ベーシックス 知識インフラの再設計』(編著、勉誠社、2022年)、『令和2年改正 個人情報保護法の実務対応―Q&Aと事例』(共編著、新日本法規、2021年)、『デジタルアーカイブ・ベーシックス1 権利処理と法の実務』(編著、勉誠出版、2019年)などがある。


編集
小山紘一(おやま・こういち)
1983年生まれ。弁護士・国会議員政策担当秘書。
主な著書に『エンタテインメント法実務第2版』(共著、弘文堂、2025年)、『デジタルアーカイブ・ベーシックス 知識インフラの再設計』(共著、勉誠社、2022年)、『こんなときどうする? 選挙運動150問150答』(共著、ミネルヴァ書房、2020年)などがある。

川野智弘(かわの・ともひろ)
1984年生まれ。弁護士。
主な著書に『デジタルアーカイブ入門―つかう・つくる・支える』(共著、勉誠社、2025年)、『エンターテインメント法務Q&A[第4版]』(共著、民事法研究会、2024年)、『デジタルアーカイブ・ベーシックス 知識インフラの再設計』(共著、勉誠社、2022年)などがある。

酒井麻千子(さかい・まちこ)
東京大学大学院情報学環准教授。
専門は著作権法・情報法。
主な論文に「『視覚メディア』の多様性と『複製』概念への影響―19~20世紀前半日独著作権法における複製作品の保護に関する議論を対象に」(『著作権研究』(49)、2024年)、「著作権侵害に対するコンテンツ・モデレーションのあり方―ユーザーの利益確保の視点から」(『情報通信政策研究』7(2)、2024年)、「写真の技術的特性に対する意識―被写体の決定と創作性判断をめぐる議論」(『知財のフロンティア第1巻 学際的研究の現在と未来』勁草書房、2021年)などがある。

鈴木康平(すずき・こうへい)
1990年生まれ。人間文化研究機構DH推進室特任准教授。博士(情報学)。
専門は知的財産法(特に著作権法、意匠法)。
著書に『人間中心の知的財産法―身体・空間・時間からの解放と法的規律』(共編著、勁草書房、2025年)、『デジタル時代の図書館とアウト・オブ・コマースをめぐる著作権法制―日本法における「絶版等資料」の再検討』(勁草書房、2024年)がある。

関連商品

おすすめ

  [詳細]
調べ物に役立つ 図書館のデータベース 2025年版

調べ物に役立つ 図書館のデータベース 2025年版

小曽川真貴 著
定価:2,200円
(本体 2,000円)
昭和天皇の再発見

昭和天皇の再発見

所功 著
定価:2,750円
(本体 2,500円)
江戸時代の図説事典 訓蒙図彙

江戸時代の図説事典 訓蒙図彙

小林祥次郎 解題
定価:11,000円
(本体 10,000円)
大宅壮一文庫解体新書Ⅱ

大宅壮一文庫解体新書Ⅱ

阪本博志 編
定価:3,300円
(本体 3,000円)
ショッピングカート