アジア遊学130
コテンカスルキャラクター

古典化するキャラクター

相田満 編
ISBN 978-4-585-10427-8 Cコード 1390
刊行年月 2010年2月 判型・製本 A5判・並製 226 頁
キーワード 民俗学,説話,日本史

定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細

長い伝統の中に練り込まれた文物の中に潜む類型と画一化の中に新たな魅力を見いだす。
「キャラクター」というポップカルチャーの権化のようなタームと、「古典研究」の概念をすりあわせ、古典学にダイナミックな視野の転換を試みる。

 

 

目次
相田満/序言
渡辺信和/聖徳太子キャラクターの古典化と用明天皇の物語
相田満/有職故実のカリスマ ―北畠親房と『職原抄』―
横田隆志/太政威徳天としての天神
岡部明日香/紫式部のキャラクター化―賢婦と才女の往還―
楊錦昌/<託雁伝書>のキャラクター
蔡佩青/歌人から法師へ―西行の鎮魂歌―
安保博史/笠をかぶったキャラクター ―〈笠〉をシンボルとする芭蕉説話の形成―
濱中修/中世の英雄像の誕生―小栗を中心に―
綿抜豊昭/往来物とキャラクター
三田明弘/荘子のキャラクター学
増子和男/動物妖怪キャラクターの変遷―獺妖怪キャラクターの盛衰を手がかりとして―
プロフィール

相田満(あいだ・みつる)国文学研究資料館文学形成研究系助手

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