カートは空です。
七世紀後半~一〇世紀前半の統一新羅時代を中心に統一過程を含む新羅の政治・制度の諸相とその基底をなした社会の特質および展開を、文献・金石文・古文書などを精緻に読み解き高麗・李朝時代まで射程に入れて歴史的に考察。 朝鮮半島の政治史・社会史を考えるうえで基盤となる必備の一書
武田幸男(たけだ・ゆきお) 1934年生まれ。東京大学名誉教授。専門は朝鮮前近代史。 著書に『学習院大学蔵 朝鮮戸籍大帳の基礎的研究』(学習院大学東洋文化研究所、1983年)、『高句麗史と東アジア』(岩波書店、1989年)、『高麗史日本伝』上・下(岩波書店、2005年)、『広開土王碑との対話』(白帝社、2007年)、『広開土王碑墨本の研究』(吉川弘文館、2009年)、『新羅中古期の史的研究』(勉誠出版、2020年)などがある。