アジアガクノホウコ トウヨウブンコ

アジア学の宝庫、東洋文庫

東洋学の史料と研究
東洋文庫 編
ISBN 978-4-585-20030-7 Cコード 1000
刊行年月 2015年3月 判型・製本 四六判・上製 336 頁
キーワード アーカイブズ,博物館,文化史,近現代

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細

アジア地域の歴史文献95万冊を所蔵する、東洋学研究の一大拠点、東洋文庫。
その多彩かつ貴重な史料群は、いかにして収集・保存され、活用されているのか。
学匠たちが一堂に集い、文庫の歴史と魅力をひもとき、深淵な東洋学の世界へ誘う。
東洋文庫90周年記念企画。

 

 

目次
第1部 戦中・戦後の東洋文庫
戦中・戦後の東洋文庫 斯波義信
東洋文庫蔵書疎開雑記 星斌夫

第2部 座談会
東洋文庫の現在と未来 山川尚義・濱下武志・田仲一成・平野健一郎・斯波義信

第3部 東洋学の宝庫、東洋文庫へのいざない
東洋文庫の敦煌吐魯番文書研究 池田温
東洋文庫の地図学史関係資料 海野一隆
東洋文庫と東洋学文献センター 竺沙雅章
『譯書考異』―新型華夷譯語の発現 西田龍雄
辻直四郎先生の南アジア研究 原實
東洋文庫冬の時代 山根幸夫
東洋文庫図書資料のオンライン検索及びデジタル化の歩み 田仲一成
清朝の満洲語、満洲文字、北京官話、満洲語文献―東洋文庫の清代満洲語文献類が持つ資料価値理解の一助として 石橋崇雄
清代のアウトロー「光棍」とその取締り法 山本英史
東洋文庫所蔵朝鮮本について 藤本幸夫
東洋文庫所蔵のオスマン語及び欧文稀覯書の白眉について 鈴木董
東洋文庫所蔵「北京全図」について 渡辺紘良
「大明地理之圖」を模写した細矢玄俊と細矢(細谷)家 細谷良夫
奇跡の書―東洋文庫蔵ジョン・セーリス『日本渡航記』の書物学的考察 平野健一郎
仁礼敬之の『北清見聞録』と黎明期のアジア主義 久保亨
The Friend of Chinaより見るイギリスのアヘン貿易反対運動 新村容子
東洋文庫の蘭学資料 片桐一男
海を渡った皮紙(ヴェラム)文書―モロッコの契約文書コレクション 三浦徹

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