書物学6
ショモツガク ダイロッカン ショガカタルニホンブンカ

書物学 第6巻 「書」が語る日本文化

編集部 編
ISBN 978-4-585-20706-1 Cコード 1000
刊行年月 2015年11月 判型・製本 B5判・並製 112 頁
キーワード アーカイブズ,博物館,図書館,出版,文化史,古典,日本史

定価:1,650円
(本体 1,500円) ポイント:45pt

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書籍の詳細

かつて「書」はさまざまな媒体に姿を変えつつ、幅広い層に浸透し、愛されていた。
小特集では、短冊、古筆切、和刻法帖、書の売買資料など、これまで見過ごされてきた資料から「書」と日本文化の関わりに光を当てる。
鼎談では、累代の博士家・清原家の営みを伝える貴重資料を多数紹介。
その他、伊藤若冲「乗興舟」や明治初期の和装活版本など、書物の世界の広がりを示すシリーズ第6冊目。

 

 

目次
小特集 「書」が語る日本文化
 短冊の愉しみ 海野圭介
 古筆切の世界 日比野浩信
 書を買う、書を売る 一戸渉
 忘れられた「和刻法帖」という書物 岩坪充雄

特別寄稿 乗興舟瑣談 井田太郎
近代初期出版史瞥見 和装活版本 美装の系譜 山田俊治
小特集 清原家の官・学・遊 佐藤道生・佐々木孝浩・堀川貴司
インタビュー 和本がつなぐ人と文化―『Documentary 和本―WAHON』の世界

書物学こと始め
 書物の声を聞く 書誌学入門【6】 佐々木孝浩
 書籍文化史料片々【其之六】書籍流通拠点の生成と水運―下総正文堂利兵衛の引札― 鈴木俊幸
 続、和本の海へ⑤拳相撲 中野三敏
 江戸時代の古文書の読み方⑥水と村  白川部達夫
 ベストセラーと雑誌の出版史⑥ 植田康夫
 英国愛書家の系譜④愛する母校から追放されたトマス・ベイカー 高宮利行

自著を語る 『日本「文」学史第一冊―「文」の環境―「文学」以前 A New History of Japanese “Letterature”』          Wiebke DENECKE・河野貴美子

書物に関するイベント情報
書評・関連書等

★広告情報
・「朝日新聞」(2018年10月6日)に全5段広告を掲載しました。
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