カートは空です。
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近世社会において、百姓たちは領主や他の諸身分、また、周辺の地域社会とどのように関わり、折衝を行ってきたのか。災害など不慮の事態に如何に対応を講じてきたのか。各所に伝わる一点一点の史料を丁寧に読み込むことで、近世日本社会を生き抜いてきた村と百姓の底力を照射する。多くの新稿・新知見を盛り込んだ、近世村落史研究を長年にわたり領導してきた著者による待望の最新著書。
渡辺尚志(わたなべ・たかし)1957年生まれ。一橋大学名誉教授。専門は日本近世村落史。著書に『幕末維新期の名望家と地域社会』(同成社、2014年)、『百姓たちの水資源戦争』(草思社、2014年)、『日本近世村落論』(岩波書店、2020年)、編著に『生産・流通・消費の近世史』(勉誠出版、2016年)、『移行期の東海地域史―中世・近世・近代を架橋する』(勉誠出版、2016年)、『生きるための地域史―東海地域の動態から』(共編著、勉誠出版、2020年)などがある。
★書評・紹介★「史学雑誌」第131編第6号(史学会、2022年7月21日発売)に書評が掲載されました。 →評者:小松賢司氏「日本歴史」9月号(吉川弘文館、2022年9月1日発行)に書評が掲載されました。 →評者:小泉詩織氏「千葉史学」第83号(2023年11月30日発行)に書評が掲載されました。 →評者:尾﨑真理氏(大阪大学適塾記念センター)