コケンチクチョウサハンドブック

古建築調査ハンドブック

山岸常人・岸泰子・登谷伸宏 著
ISBN 978-4-585-35000-2 Cコード 0052
刊行年月 2021年8月 判型・製本 A5判・並製 38 頁
キーワード 建築,日本史

定価:1,540円
(本体 1,400円) ポイント:42pt

 品切 

*本書のご購入をご希望の方、テキストなどまとまった部数をご入用の方は、「info@bensei.jp」宛までご連絡ください。

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◆歴史的建造物調査票ファイルは以下からダウンロードできます。
『古建築調査ハンドブック』歴史的建造物調査票
書籍の詳細

私たちの身のまわりには多数の古建築がある。過去に建てられた建物は、歴史的・文化的に価値があるだけでなく、我々の生活環境を形成する重要な要素として存在している。
古い建物を文化財として保存してゆくにせよ、改修して使い続けるにせよ、その建物の歴史的・文化的な価値を認識しておくことは不可欠である。
それでは、そのための調査はどのように行うのか。
寺社・民家など、古建築の歴史的・文化的価値や特質を調査する際の、調査項目・方法の要点を簡潔に解説。文化財調査において、常に座右に置いておきたい待望の一冊。

*本書のご購入をご希望の方、テキストなどまとまった部数をご入用の方は、「info@bensei.jp」宛までご連絡ください。

 

 

目次
1 古建築調査の目的・手順・内容
1-1 調査の目的・手順
1-2 調査の内容
COLUMN 1 調査に必要な道具・服装

2 現地調査(1)―調査票・実測図の作成と写真撮影
2-1 調査の前に
2-2 調査票の作成
COLUMN 2 建設年代の判定と編年指標
2-3 実測図の作成
COLUMN 3 寸法の測りかた図面の浄書の工夫
COLUMN 4 寸法の測り方
2-4 写真の撮影
COLUMN 5 寺社で必要な写真

3 現地調査(2)―棟札・史料の調査
3-1 棟札
3-2 金石文・墨書
3-3 文献史料
COLUMN 6 現地調査後の史料調査―報告書作成にむけての準備

4 調査報告書の作成
4-1 報告書作成の意義
4-2 報告書に何を書くか
COLUMN 7 報告書の構成

参考文献一覧
執筆者紹介・執筆分担
プロフィール

山岸常人(やまぎし・つねと)
昭和27 年(1952)生まれ。京都大学名誉教授・京都府立大学文学部特任教授。工学博士。
著書に『中世寺院社会と仏堂』(塙書房、平成2年)、『日本建築の歴史的評価とその保存』(勉誠出版、令和2年)、『根来寺境内建造物調査報告書』(共著、総本山根来寺、平成30年)などがある。

岸泰子(きし・やすこ)
昭和50 年(1975)生まれ。京都府立大学文学部歴史学科准教授。博士(工学)。
著書に『近世の禁裏と都市空間』(思文閣出版、平成26年)、『丹波市の歴史的建造物Ⅰ~Ⅲ』(共著、丹波市教育委員会、平成27 年~令和2年)などがある。

登谷伸宏(とや・のぶひろ)
昭和49 年(1974)生まれ。京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授。博士(工学)。
著書に『近世の公家社会と京都 集住のかたちと都市社会』(思文閣出版、平成27年)、『石畠山弘誓寺建造物調査報告書』(東近江市教育委員会、平成31年)などがある。

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