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近世初期、徳川家や諸大名の間で剣術の流派として絶大な信頼を得て以来、現代の剣道にまでその影響を及ぼし続ける「一刀流」。その始祖である伊藤一刀斎は、唯一無二の一刀をいかに語ったのか。 一刀斎の剣法理論や思想を述べた伝書として知られる『一刀斎先生剣法書』を諸本の校合による本文校訂から見直し、あらためてその全編の平易な現代語訳を試みた。さらに深い探求をこころざす方のための詳細な注釈や解説も付した決定版。
竹田隆一(たけだ・りゅういち)1956年生まれ。山形大学教授。専門はライフサイエンス・スポーツ科学。剣道教士7段。 主な著書に、『HUMAN SPORT SCIENCE』(ヒューマンスポーツ研究会編、中央法規出版社、1991年)、『ゼミナール現代剣道』(全国教育系大学剣道連盟編、窓社、1992年)、『これならできる剣道―武道必修化時代の“五輪書”』(スキージャーナル、2014年)などがある。長尾直茂(ながお・なおしげ)1963年生まれ。上智大学教授。専門は中国古典学・日本漢学。主な著書に、新書漢文大系21『世説新語』(編著、明治書院、2003年)、『吉嗣拝山年譜考證』(勉誠出版、2015年)、『頼山陽のことば』(斯文会、2017年)、『本邦における三国志演義受容の諸相』(勉誠出版、2019年)などがある。
★書評・紹介★「刀剣画報 三日月宗近・藤四郎吉光・堀川国広 京の刀」(2022年6月6日発行)にて紹介されました。