カートは空です。
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2000年11月に発覚した「神の手」藤村新一による旧石器捏造事件から14年、発覚に重要な役割を果たした「告発者」が当時の体験と膨大な資料から、事件の全貌を明らかにする。なぜ学界は20年間にもわたってひとりの「超能力者」を信じてオカルト的説を論じたのか、その理由を岩宿遺跡発掘以来の旧石器時代研究史と当時の社会状況から解き明かす。そして、今、再び、考古学協会による検証作業と考古学の現状を問う。考古学関係者・ファン必読の書!
竹岡俊樹(たけおか・としき)1950年京都府生まれ。明治大学史学地理学科卒業、東京教育大学日本史学科修士課程卒業、筑波大学歴史人類学研究科博士課程単位取得退学、パリ第6大学(ピエールとマリーキューリー大学)第4紀地質学博士課程修了。パリ第6大学博士。現職共立女子大学非常勤講師。
・「朝日新聞」(2014年11月16日)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:本郷和人(東京大学史料編纂所教授))・「朝日新聞(夕刊)」(2014年12月8日)にて、本書の紹介文が掲載されました。・「朝日新聞」(2014年12月28日)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:本郷和人(東京大学史料編纂所教授))・「読売新聞」(2015年5月10日)の「空想書店」にて、本書の紹介文が掲載されました。(評者:大村幸弘(中近東文化センター付属アナトリア考古学研究所))