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『グリム童話』は、170以上の言語に翻訳され、絵本、挿絵、舞台芸術、映画、アニメ、漫画など様々なメディアを通じ、200年の時を超え、いまなお世界中で愛され続けている。ドイツ・グリム兄弟博物館所蔵の貴重資料や古今東西の挿絵など、250点を超えるカラー図版を掲載。グリム兄弟の思想や人となり、挿絵の変遷と影響関係、日本における受容史、他文化圏の民話との比較研究など、「グリム」を通して、異文化やメルヒェンの多彩な学びの方法とその楽しみを提示する。
大野寿子(おおの・ひさこ)東洋大学文学部准教授。愛知教育大学専任講師を経て、2007年より東洋大学文学部准教授。専門はドイツ文学・民俗学。グリム童話を中心としたグリム兄弟の業績を、文献学的立場から研究。研究テーマとして、森と人間との関わりなど。主な著書に、『黒い森のグリム―ドイツ的なフォークロア』(単著、郁文堂、2008年)、『超域する異界』(編著、勉誠出版、2013年)などがある。