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松陰から妹達への遺訓

所功 編著
ISBN 978-4-585-22124-1 Cコード 0021
刊行年月 2015年9月 判型・製本 四六判・並製 192 頁
キーワード 評論,幕末,近世

定価:1,100円
(本体 1,000円) ポイント:30pt

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書籍の詳細

吉田松陰が家族に残した手紙、家族への遺訓を丁寧に解説。
維新史に名を残す逸材の家族愛、女性観を読み解く。
実際の手紙をはじめ、関連する図版を多数収録。

 

 

目次
第1部 解説―吉田庫三編『松陰先生女訓』の再発見

第2部 史料
Ⅰ〔書簡〕 吉田松陰より妹達への手紙
①安政元年(一八五四)十二月三日、松陰(25)より「妹千代(23)に与ふ」
②安政二年(一八五五)正月元旦、松陰(26)より「妹千代(24)に与ふ」
③同二年十一月六日、松陰より(妹千代に与ふ)
④安政六年(一八五九)四月十三日、松陰(30)より「妹千代(28)に与ふ」
⑤同六年五月十四日、松陰より「諸妹あて」
Ⅱ〔女訓〕 松陰が妹達に勧めた訓誡書
⑥安政六年(一八五九)五月十九日、松陰(30)より「玉叔父(46)に上る」
後漢の婦人曹大家作『女誡』の松陰による訳述(抄)
⑦同六年五月(二十五日東行直前)松陰より千代(28)あて書簡
明和五年(一七六八)二月、平田久矩作『平田翁家誡』(抄)
Ⅲ〔参考〕 母滝子の略伝と妹千代の回想
⑧安政六年(一八五九)正月二十五日、母滝子(53)より松陰あて書簡
杉民治(兄桜太郎)作『太夫人実成院(滝子)行状』
⑨児玉芳子(妹千代)述「家庭の人としての吉田松陰」

第3部 補論―松陰の遺訓に導かれて
プロフィール

所功(ところ・いさお)
昭和16年(1941)生まれ。名古屋大学史学科・同大学院(修士課程)卒業。皇學館大学助教授・文部省教科書調査官を経て同56年(1981)から31年間、京都産業大学教授。法学博士(慶應義塾大学、日本法制文化史)。同24年(2012)より京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所研究主幹。
著書『伊勢神宮と日本文化』『皇室典範と女性宮家』(勉誠出版)、『歴代天皇の実像』『皇室に学ぶ徳育』(モラロジー研究所)など。

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