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吉田松陰が家族に残した手紙、家族への遺訓を丁寧に解説。維新史に名を残す逸材の家族愛、女性観を読み解く。実際の手紙をはじめ、関連する図版を多数収録。
所功(ところ・いさお)昭和16年(1941)生まれ。名古屋大学史学科・同大学院(修士課程)卒業。皇學館大学助教授・文部省教科書調査官を経て同56年(1981)から31年間、京都産業大学教授。法学博士(慶應義塾大学、日本法制文化史)。同24年(2012)より京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所研究主幹。著書『伊勢神宮と日本文化』『皇室典範と女性宮家』(勉誠出版)、『歴代天皇の実像』『皇室に学ぶ徳育』(モラロジー研究所)など。