カートは空です。
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文字と社会をつなぐ様々な書写材から、文献史料からはこぼれ落ちる、前近代の人々の生活を探る。コイン、土器、粘土板、パピルス、羊皮紙、ガラス、モザイク、石像、建築物など、言葉や図像を刻まれたメディアから地中海史を考察。実際に現地を訪れ、都市を見つめ、モノに触れることで立ち現れる、歴史の様々な姿を提示する。
豊田浩志(とよた・こうじ)1947年生。1977年、広島大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。1997年広島大学博士(文学)。現在、上智大学文学部史学科教授。主な著書に、『キリスト教の興隆とローマ帝国』(南窓社、1994年)、ピエトロ・ザンデル『バチカン サンピエトロ大聖堂下のネクロポリス』(共訳、上智大学出版、2011年)などがある。