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究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する 満州建国の真実

軍事の天才石原莞爾の野望と挫折
鈴木荘一 著
ISBN 978-4-585-22214-9 Cコード 0020
刊行年月 2018年7月 判型・製本 新書判・並製 196 頁
キーワード 戦争,中国,日本史,近現代

定価:825円
(本体 750円) ポイント:24pt

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アマゾン(2018年9月12日付)
日中・太平洋戦争部門ランキング1位
書籍の詳細
外務省がにぎり潰した、戦争回避の道。
「日本の侵略戦争であった」という謝罪が、歴史の真実を覆い隠す。

共産ソ連が南下するなか、石原らが果たした満州建国。
それは、満州人の独立を守り、共産主義の防波堤を築くための死闘だった。
しかし、戦争を避けようとする石原の努力をつぶす外務省。
自虐史観を植えつけた元凶は、外務省だった!

 

 

目次
まえがき

第一章 日本陸軍の軍事的生命線としての満州
日露戦争後の日本陸軍は満州から撤兵
日露戦争直後の満州
外相小村寿太郎がハリマン提案を潰す
南満州鉄道株式会社設立と関東軍の配備
満州における日本人と漢民族と満州人

第二章 張作霖の登場
満州建国を唱えた満州馬賊
ロシア軍の満州侵入
張作霖は新興馬賊
日本軍に助命された張作霖は満州の覇者となる
辛亥革命が満州へ波及

第三章 張作霖爆殺事件
第一次世界大戦中にロシア革命が起きた
張作霖は北京政権の覇者となる
奉天派部将郭松齢の反乱
蒋介石軍の南京入城
張作霖の満州帰還 
張作霖爆殺
張学良が満州の覇者となる

第四章 ワシントン体制という国際協調体制の蹉跌
国際連盟・ワシントン体制という国際協調路線
憲政の常道
田中義一内閣の内政重視政策
浜口雄幸内閣の金解禁
ブロック経済という世界の新潮流

第五章 日米もし戦わば
日本征服を狙ったアメリカのオレンジ計画
日本海軍の戦略思想家水野広徳
太平洋の黒潮
石原莞爾の世界最終戦論

第六章 満州国の建国
万宝山事件と中村震太郎大尉殺害事件
ソ連のモンゴル人民共和国建国と第一次五カ年計画
ソ連特別極東軍が満州へ侵攻
満州国建国

第七章 国際連盟からの脱退
リットン報告書の真実
松岡洋右が国際連盟から脱退
ワシントン体制を破壊した共産ソ連の軍事膨張
日本の立場
説明責任を放棄した日本外務省の怠慢 
東アジアにおける昭和四年頃の地政学
究極の敗戦利得者である日本外務省

第八章 十五年戦争論という誤謬
東京裁判史観を拡大解釈した十五年戦争論
政界四派閥と陸軍四派閥の十六個のマトリックス

第九章 日支不戦を唱えた石原莞爾の挫折
盧溝橋事件における日本陸軍の不拡大方針
上海戦における石原莞爾の不拡大方針
失脚した石原莞爾が残したトラウトマン和平工作
影佐禎昭大佐の日支和平工作
外相松岡洋右が日米諒解案を潰す
石原莞爾と東條英機の死闘
石原莞爾の東條暗殺計画

あとがき
プロフィール

鈴木荘一(すずき・そういち)
近代史研究家。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、その的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている。
主な著書に、『明治維新の正体』(毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』(かんき出版)、『日本征服を狙ったアメリカのオレンジ計画と大正天皇』(かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)など。

書評・関連書等

★広告情報
・「朝日新聞」(2018年10月6日)に全5段広告を掲載しました。
・「産経新聞」(2019年1月22日)に5段1/2広告を掲載しました。
・「産経新聞」(2019年2月21日)に5段1/2広告を掲載しました。

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