カートは空です。
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かつてヨーロッパからアジアにまたがる広大な領域を支配した強大にして華麗なるロマノフ王朝。三〇〇年にわたるその栄枯盛衰の歩みを紐解くと、そこには日本との重厚な交流の歴史があった。江戸時代以来、日露戦争を経て、ロシア革命前夜まで続いた日露関係の展開を、アジア関連資料の宝庫『東洋文庫』の珠玉の名品とともに探る。図版掲載点数二〇〇点以上!
生田美智子(いくた・みちこ)1946年生まれ。大阪大学名誉教授。日露・日ソ交流史を専攻。著書に『大黒屋光夫太の接吻』(平凡社、1997年)、『外交儀礼から見た幕末日露交流史』(ミネルヴァ書房、2008年)、『高田屋嘉兵衛』(ミネルヴァ書房、2012年)などがある。牧野元紀(まきの・もとのり)1974年生まれ。東洋文庫文庫長特別補佐、昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科准教授。アジア太平洋島嶼におけるキリスト教社会文化史を専攻。著書に『東インド会社とアジアの海賊』(監修・共著、勉誠出版、2015年)、『ロマノフ王朝展』(編著、東洋文庫、2017年)などがある。
★書評・紹介★「産経新聞」(2020年9月13日)にて紹介されました。「南日本新聞」(2020年10月18日)に書評が掲載されました。 →(評者:佐藤宏之氏(鹿児島大学教育学部准教授)「北海道新聞」(2020年12月13日・8面)に書評が掲載されました。 →(評者:倉田有佳氏(ロシア極東連邦総合大学函館校教授)