歴史の遺物の形象に、意味を探る―
ほとんど文献を欠いた考古学研究のための方法論の一つは、形象学(フォルモロジー)である。それは図像的、考古学的な意味だけではない。それ以上の歴史的意味、解釈学的意味がある。
美豆良をつけたユダヤ人埴輪により、日本に多くのユダヤ人が来ており、多大な日本文化に貢献したということが判明した。
火焔土器の形状から、紐状の縄文で、渦、水流、を縦横無尽に作り、そこには水に対する信仰があったことを解明する。
魅力的な8つの論考により、日本考古学・歴史学に大きな問題提起をする快著。