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「堕落論」、「桜の森の満開の下」、「不連続殺人事件」…… モダニズム小説、歴史小説、風俗小説、推理小説のほか、 評論・文化論・笑劇・エッセイなど、多岐にわたって足跡を残した坂口安吾。 最新の研究成果を踏まえ、全作品を解説するとともに、 その人間像・作品を読み解くうえで重要なキーワードや、 交流のあった人物を網羅的に解説。 坂口安吾のすべてに迫る初の大事典!
安藤宏(あんどう・ひろし)東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近代文学。主な著書に『太宰治論』(東京大学出版会、2021年)、『近代小説の表現機構』(岩波書店、2012年)など。大原祐治(おおはら・ゆうじ)千葉大学大学院人文科学研究院教授。専門は日本近代文学。主な著書に『戯作者の命脈―坂口安吾の文学精神』(春風社、2022年)、『文学的記憶・一九四〇年前後―昭和期文学と戦争の記憶』(翰林書房、2006年)など。十重田裕一(とえだ・ひろかず)早稲田大学文学学術院教授・国際文学館長。専門は日本近現代文学。主な著書に『横光利一と近代メディア―震災から占領まで』(岩波書店、2021年)、『岩波茂雄―低く暮らし、高く想ふ』(ミネルヴァ書房、2014年)、『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』(NHK出版、2009年)など。(編集委員)大國眞希鬼頭七美時野谷ゆり原卓史牧野悠宮澤隆義山根龍一
★書評・紹介★・「週刊読書人」(2022年7月1日)に、インタビュー記事が写真入りで大きく掲載されました。(文と写真:同紙編集部)・「新潟日報」(2022年9月4日)の「にいがたの一冊」コーナーにて、『坂口安吾大事典』が紹介されました。(評者:永田幸男(安吾の会会員))