人間と自然・環境をめぐる問題を考えるため、いま、文学に、人文学に何が出来るのか
人類が現在抱えている環境問題は、従来の政治や経済、科学など人間中心の視点からだけでは解決することが出来ない。
環境と人間の関係を多角的にとらえるために、エコクリティシズムという新しい視点を導入し、人間と自然のこれまでの/これからのありかたを探る。作家の小説作品やインタビュー、国内外の研究状況をつたえる翻訳や論文、キーワード集など、多角的な構成によって文学・環境批評の可能性を伝えるガイドブック。
*『文学から環境を考える エコクリティシズムガイドブック』(ISBN:978-4-585-29080-3)(2008年8月刊行)のオンデマンド版となります。