カートは空です。
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鎌倉時代に行われた闘茶、室町期の会所や草庵での茶の楽しみ、信長や秀吉が愛した茶道具、戦国期に千利休が大成した「わび茶」の継承…。 中国から伝来した茶は、時代により、様々なかたちで人々に親しまれてきた。 公家、武士、僧侶、そして庶民、それぞれの身分の人々はどのように茶を楽しんだのか。 茶の作法はいかにして生まれたのか? 日本人の心に深く寄り添う茶の湯の歴史を、多数の図版とともに楽しく解説!
五味文彦(ごみ・ふみひこ) 東京大学・放送大学名誉教授、足利学校庠主。 専門は日本史。 著書に『院政期社会の研究』(山川出版社、1984年)、『文学で読む日本の歴史』全五巻(山川出版社、2020年)、『武士論』(講談社、2021年)、『料理の日本史』(勉誠社、2024年)などがある。