デジタルアーカイブニオケル シリョウキバン トウゴウカモデルノケンキュウ

デジタルアーカイブにおける「資料基盤」統合化モデルの研究

研谷紀夫 著
ISBN 978-4-585-10442-1 Cコード 3004
刊行年月 2009年2月 判型・製本 B5判・上製 392 頁
キーワード

定価:10,340円
(本体 9,400円) ポイント:282pt

 品切 
「アートドキュメンテーション通信」(OCT 25,2009)に詳細な書評が掲載されました。(評者:當山日出夫)
書籍の詳細

歴史的な背景を踏まえながら、現在のデジタルアーカイブの問題点を指摘し、それらを解決するための概念・構築フロー・評価モデルを提示する。
各モデルに基づいた実際の構築内容も具体的に提示した実践的教本。

 

 

目次
研究の背景
Digital Cultural Heritageの課題の考察とそのアプローチ
研究手順5
本研究の総合的な特色と本研究によって得られる成果
第一章 主要三基盤から捉えるDigital Cultural Heritageの特徴とその役割
一章の構成内容
文化・歴史の研究・記述と資料の関係
現代における「資料存在空間」の概要
(Ω)資料リアルメディアの概要
各資料存在空間における課題
人文科学の諸研究における資料基盤の課題
文化資源のデジタル化とその特徴
資料存在空間におけるデジタル技術
「θ:Digital Cultural Heritageと資料保存空間に関する課題
Digital Cultural Heritageの各特徴と人文科学研究における課題との対応
現時点でのDigital Cultural Heritageの現状
現状の課題と今後への取り組み
第二章:「[1]Digital Cultural Heritageの基本モデル」の構築
Digital Cultural Heritageの各構成要素と必要な技術・方法論
[1]Digital Cultural Heritageの基本モデル」における主要要素と補助要素
各技術・手法の設計・構築
第三章:「[2]構築フローモデル」と「[3]Digital Cultural Heritageの評価モデル」の構築
各技術・手法の設計・構築1
実際の過程
第四章:Digital Cultural Heritageの構築Ⅰ〜基本プランニングと構築前タスク
全体概要
全体設計
資料内容情報の取得
各「資料存在空間」とリアルメディアの構築
Digital Cultural Heritage構築プランニング
本番環境の構築
実際の行程
第五章:Digital Cultural Heritageの構築Ⅱ〜Digital Cultural Heritageの構築と実証実験
Digital Cultural Heritageの構築
実証実験
六章:実証実験を踏まえた各モデルの検証と今後の展望
まとめ
「[1]Digital Cultural Heritageの基本モデル」に対する評価
総合評価
索引

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