書物学　第12巻　江戸初期の学問と出版 [978-4-585-20712-2]

商品1/29

書物学12

ショモツガク　ダイジュウニカン　エドショキノガクモントシュッパン

書物学　第12巻　江戸初期の学問と出版

編集部　編

ISBN	978-4-585-20712-2	Cコード	1000
刊行年月	2018年2月	判型・製本	B5判・並製 104 頁
キーワード	アーカイブズ,博物館,図書館,出版,文化史,江戸,近世

定価：1,650円
(本体 1,500円)　ポイント：45pt

品切

書籍の詳細: あらたな秩序へと向かう近世初期。
移行期という特異な社会状況のなか、出版文化は黎明を迎えた。
古活字版、高野版、勅版、嵯峨本…。
日本の出版史においても特筆すべき典籍や印刷技術、そしてその素地となる学問の系譜が凝縮されたこの時代の様相を、多角的な視点であぶり出す。
目次: 特集　江戸初期学問と出版
林羅山と江戸初期の出版文化　ピーター・コーニツキー
「烏丸本徒然草」序説　佐々木孝浩
不思議な装訂の古活字版　高木浩明
東アジア印刷史上にみる「活字印刷」の意義　入口敦志
江戸時代の「占（うら）」を垣間見る―占術書の二五〇年　マティアス・ハイエク

本を楽しむ
羊皮紙に描かれたヨーロッパ中世の彩飾写本―一枚物のコレクション　内藤裕史
思想との交信―漱石文学のありか・上　野網摩利子

連載　書物学こと始め
西洋古書の遠近法　雪嶋宏一
英国愛書家の系譜　髙宮利行
書物の声を聞く　書誌学入門　佐々木孝浩
江戸時代の古文書の読み方　白川部達夫
書籍文化史料片々　鈴木俊幸
ベストセラーと雑誌の出版史　植田康夫
愛書家としての魯迅　瀧本弘之
書評・関連書等: ★広告情報
・「朝日新聞」（2018年10月6日）に全5段広告を掲載しました。
・「朝日新聞」（2018年11月17日）に全5段広告を掲載しました。