カートは空です。
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近現代文学を代表する作家たちの作品を、読者はどのように〈読む〉ことができるのか― 森鴎外の〈もどかしさ〉、夏目漱石の〈おかしみ〉、小林秀雄の〈文体〉、太宰治の〈語り〉、三島由紀夫の〈はじま り〉、村上春樹の〈神秘〉…。所与としての本文を前に、読むことの自由を模索する。
細谷 博(ほそや・ひろし)1949年、千葉県に生まれ東京で育つ。早稲田大学法学部卒。同文学部卒。同大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学、大阪大学)。南山大学人文学部教授。著書に、『凡常の発見 漱石・谷崎・太宰』(明治書院、1996(やまなし文学賞))、『太宰治』(岩波書店、1998)、『小林秀雄論 〈孤独〉から〈無私〉へ』(おうふう、2002)、『小林秀雄 人と文学』(勉誠出版、2005)。