水門25
ミナト ダイニジュウゴゴウ

水門 第二十五号

言葉と歴史
水門の会 編
ISBN 978-4-585-01139-2 Cコード 1320
刊行年月 2013年11月 判型・製本 A5判・並製 388 頁
キーワード 交流史,民俗学,仏教,日本語,漢文,古典,アジア,日本史

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

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書籍の詳細
歴史文化研究の交流拠点、開港

歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。

 

 

目次
玄奘三蔵の慟哭―「唐三藏哭西天行記」と「漢将王陵変」「李陵変文」― 藏中しのぶ
唐代の仏教施設名称について―八・九世紀を中心として― 藤本誠
『懐風藻箋註』と鈴木真年―新資料『真香雑記』の「今井舎人」― 土佐朋子
真間手児名伝説歌の形成―「過」と「詠」の方法を通して― 大谷歩
韓国における『古事記』研究(一)―二〇〇〇~二〇〇二年の学術論文を中心に― 田中千晶
『和名類聚抄』所引「病源論」攷―『医心方』の引用手法との比較を中心に―李芊
東アジアにおける洗濯する女―「瓜子姫」を手係りに― 金鳳齢
其角句「越後屋に衣さく音や更衣」考 安保博史
竹内時安斎の筆跡について―地方文学生成論序説― 原豊二
清水浜臣編『人名和歌抄』について 深谷秀樹
『文章世界』所載「新語彙」について 福井淳子
近代「国文学」と近代「国文学史」の来し方と行く末―語義・概念・価値観・用語の再検討― 吉田比呂子
        *   *   *
《小特集》満洲語・漢語研究の多様性
清朝時代の満洲語の語末狭母音―現代シベ語の弱化母音と比較して― 早田輝洋
『満文水滸傳』の基礎的研究―Bibliotheque Nationale de France本を手掛かりに― 寺村政男
『満漢合璧西廂記』の総合的研究・その4 寺村政男(編) 荒木典子・鋤田智彦
『兼漢滿洲套話』の諸版本について 竹越孝
『満文天主実義』の言語の特徴と成立年代について 渡辺純成
『満文三国志』漢語語彙に後続する満洲固有語 鋤田智彦
『唐土名勝圖會』にみられる満洲語についての一考察―江戸期発刊和刻本より満文文献探索へのいざない― 大野広之
満洲語の属格―同格および連体節主語をあらわす場合― 早田清冷
『雨月物語』に見える漢語白話語彙の研究 于増輝
『通俗赤縄奇縁』について 荒木典子
日中學者《九弄圖》研究小史 丁峰
中世末期日本語における接続助詞ガについて―コリャード『さんげろく』を中心に― 小島和

彙報・編集後記

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