カートは空です。
商品1094/1135
長門本は広本系の延慶本と兄弟本といわれ、独自記事を多量に有する雑纂的読み物として室町・近世文芸に多大な影響を与えた点で延慶本に引けを取らない。しかし長門本の研究は立ち後れているので学問的に依拠できる本文の提供および研究基盤整備としての総合研究を目指す。まず校注篇上では巻一から十二までを正確に翻刻、本文校注を付す。