カートは空です。
商品768/1135
日本古代の歌垣関連記事から旧来の歌垣論の再検討、どのように進化してきたかなど幅広く「歌垣」を掘り下げた一冊。附録として、1995年に著者が直接現地(中国雲南省ぺー族集落)に赴き、約1時間20分にわたる自然な歌垣の映像・音声を収録したDVDを附す。
工藤隆(くどう・たかし)1942年栃木県生まれ。1966年東京大学経済学部経済学科卒業。同年早稲田大学大学院文学研究科(演劇専修)修士課程入学、1968年同卒業。同年同博士課程入学、1978年同博士課程単位取得修了。演劇学の研究と経て沖縄を含む日本国内の祭式・民俗芸能調査に進み、1994年からは中国などアジアの少数民族文化の本格的な実地調査を開始し、『古事記』など日本古代文学研究に新しい視点を提示しつつある。中国雲南省雲南民族学院・雲南省民族研究所客員研究員 (1995.4~1996.3)。大東文化大学名誉教授。主著には『雲南省ペー族歌垣と日本古代文学』(勉誠出版)、『日本・起源の古代から読む』(同)、『21世紀・日本像の哲学』(同)などがある。
「日本経済新聞」(2016年6月28日)にて、本書の紹介文が、著者インタビューとともに掲載されました。