歴史文化研究の交流拠点、開港
歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。
本号は小特集として「「東アジアの異界・冥界とその表象―澤田瑞穂の再評価」を設けた。中国の怪異研究で知られた中国文学者の澤田瑞穂博士の業績を再評価するとともに、『日本霊異記』『太平広記』『南総里見八犬伝』など様々な怪異譚について考察する。
その他、歴史学・文学・言語学の専門家による研究成果9本を収載。
※澤田 瑞穂(さわだ みずほ、1912-2002)中国文学者。跡見学園女子大学助教授、天理大学教授、早稲田大学文学部教授、1982年定年退任。