カートは空です。
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豊かで変化に富んだ四季に恵まれ、またその微妙な移り行きの妙を感じ取ってきた日本人は和歌や俳句だけでなく唱歌にも心情を托してきた。そんな唱歌、童歌(童謡・わらべうた)や寮歌を中心にし、時に応じて一般の歌謡も含めて、国語学国文学研究の立場から言語と言語表現の諸相を究めた。合わせて言語の芸術として、言葉との関連に基づいて考察。
若井勲夫(わかい・いさお)京都産業大学名誉教授。専門は国語学・国文学。主著に「教科書をどうすべきか 国語科編(教育刷新への提言シリーズ 第2巻)」(日本工業新聞社、1982年)、「京都府の方言」(共著、京都府教育委員会、1987年)など。
「朝日新聞」(2018年1月23日)の「天声人語」にて、本書が紹介されました。