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17~19世紀の日朝古典文学における男女の愛情関係を比較することで、両国の文学の特徴、社会・文化・宗教的背景までをあぶりだす。今までの閉塞した両国の比較文学研究の枠を超え、新たな視点による相互理解の礎を築く。
山田恭子(やまだ・きょうこ)1969年生まれ。近畿大学法学部専任講師。博士(文学・ソウル大学)。専門は、朝鮮古典文学、日朝比較文学。主な論著に、「『玩月会盟宴』における継母の葛藤―継子虐待の原因と懺悔の場面を中心に」(『大谷森繁博士古稀記念朝鮮文学論叢』白帝社、2002年3月)、「古典文学史」(『韓国語教育論講座4巻』くろしお出版、2008年1月)、『韓国の古典小説』(共著、ぺりかん社、2008年12月)、「現代韓国の葬儀事情」(『東アジアの死者の行方と葬儀』アジア遊学124、勉誠出版、2009年7月)、「朝鮮文学の花妓女」(『日本近世文学と朝鮮』アジア遊学163、勉誠出版、2013年4月)などがある。