哀しみをかかえる人たちに寄り添うために―
3・11以降、日本でもよりいっそう必要とされるようになったグリーフケア。
宗教学、人類学、民俗学、医学などの分野、医療従事者、自助グループなどさまざまな立場から、身近に実践できる方法として考える入門書。
*グリーフケアとは…
大切な人を失った哀しみを抱いている人が、少しでも穏やかな心もちで生きていけるよう、その人に寄り添い、力になれるようにすること。
日本では、2005年のJR福知山線脱線事故の後に広く知られる言葉となり、東日本大震災を経て、その重要性が指摘されている。