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日本の歴史において大きな画期を迎えた十二~十三世紀。院政下における武家政権の成立、それに伴う争乱と政局の混迷、度重なる天変地異など、時代の大きな変わり目に遭遇した人びとは、それをどのように受け止め、どう対処しようとしたのか。時代の趨勢を詳細に記した九条兼実の日記『玉葉』をはじめ、同時代の諸資料を紐解き、兼実や同時代の社会を活写する。宮内庁書陵部に伝わる天皇の即位儀礼に関する新資料2種を初紹介!
小原仁(おばら・ひとし)聖心女子大学名誉教授。専攻は古代~中世知識階層の思想と宗教。著書に『文人貴族の系譜』(吉川弘文館、1987年)、『源信』(ミネルヴァ書房、2006年)、『中世貴族社会と仏教』(吉川弘文館、2007年)、『『玉葉』を読む―九条兼実とその時代』(編著、勉誠出版、2013年)『慶滋保胤』(吉川弘文館、2016年)、『源信』(創元社、2016年)などがある。
★書評・紹介★「史学雑誌」(130編2号、 2021年3月)「新刊紹介」欄にて紹介されました。 →紹介者:山岡瞳氏
★広告情報・「朝日新聞」(2018年10月6日)に全5段広告を掲載しました。・「朝日新聞」(2018年11月17日)に全5段広告を掲載しました。