図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。
【本書の特色】
永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。
日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。
令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。
高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。
絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。
天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。
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